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最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
なんか昨晩刹ティ~な気分で落書きをガリガリ描いて。
とりあえずそいつはついったに載せたんですが。
まあそれは置いといて。
そのイラスト描いてるとどんどん周りの設定が膨らんできて。
まあ、↓↓のようなイラストだったんですが
この回は本当にティエリア可愛すぎるww
本当は浩子ちゃんにがんばって欲しかった。
脱線脱線。戻せ戻せ。
まあ↑のイラストから派生して刹ティ小説をポチポチ打ってたら思いのほかノっちゃって。
A4用紙3ページ分くらい書いたよ;;
最初はついったで呟くくらいにしておこうと思ったんですが、無理。
てな訳で突発ですが刹ティです。ロク刹ではありません。
なつーか刹那がボクたち男の子♪な状況になってます。
刹那、君も男の子だったんだねえ・・・(ェ
今回のブログの内容が良く判らないのは早起きしたからです。
頭働かねー。
まあつづきからどぞ
刹那とティエリアは無言で顔を見合わせると、同時にスメラギへと視線を向けた。
その中に含まれていた抗議の意図を爽やかに受け流し、スメラギは意味有り気な笑顔を浮かべる。
「どうかした?」
「どうかした、と言うか・・・」
刹那が困惑したように口を開く。
彼らの目の前には、トレミーの小さな部屋がひとつ。
これからマイスター二人は潜入ミッションで財政界のパーティーに出席する予定だ。
そしてここが重要であるが、刹那はともかく、ティエリアは敵の目を欺くため、女性へと化ける事が決まっている。
「なにか問題あるかしら?」
綺麗な微笑を浮かべながら、スメラギがドアへと入るように促す。
「早く着替えないと、パーティーに間に合わないわよ?」
「それは分っている」
今まで黙っていたティエリアが眉の間に皴を寄せ、胡乱げな顔でスメラギを睨んだ。
「なぜ試着室がひとつしかない? このパーティーで女になれと言ったのは貴女なハズだ」
スメラギはきょとんと首を傾げると、答えを述べる。
「確かにそれなりに身体の構造も女性に似せるし、あなたが着る服は女物よ。でも根本的にあなたたちは同性なんだから、問題ないはずなんだけど」
(問題大有りだろ……っ)
心の中で刹那とティエリアは毒づいた。
しかしここで駄々を捏ねても時間の無駄だ。
こんなくだらない事でミッションを失敗する訳にはいかない。
それにスメラギの理屈ももっともである。
しかし、刹那とティエリアとの間に何の感情もなければ、だが。
心内を誤魔化しながら、刹那とティエリアは小さなロッカーと棚が並んだ個室へと入った。
ちらり、と双方相方を確認すると、無言で背中合わせになる。
(見なければいいんだ、見なければ)
おそらくティエリアも同じことを思っただろう。ティエリアに聞こえないように深く静かに息を吐き、上着のボレロへと手を掛ける。
肩までずらした辺りで、後ろでティエリアが脱いでいる衣擦れの音が耳に入った。
「……っ!」
思わず手が止まるが、自分も勢いをつけて上着を脱ぐ。しゃ、しゃとティエリアが一枚ずつ脱いでいく音が、キリキリと刹那の理性を削っていく。
(気にするな。気にするな)
気にしないように意識を集中させれば、逆にティエリアの事が気になって仕方ない。
気になりだすと、彼の息遣い、体温が如実にありありと伝わってくるようで、頭の中に彼が脱いでいく様子が鮮明に映像で浮かんだ。
「……ぅ」
思わず声が漏れる。
「刹那?」
「な、なんでもない!」
ティエリアの声に慌てて返す。しかし頭の中では誘うように一度だけ試着テストでみた彼が麗しく腕を広げてくる。
(待て待て待て待て! ティエリアだ、ティエリアだぞ!)
「刹那、終わったか?」
「ま、まだだ」
「俺は終わった。先に出ておく」
刹那は未だ上半身を脱いだだけだったが、どうやらその間にティエリアは着替えを完了させていたらしい。
少し気に障り、眉を寄せる。
「ドア、開けていいか?」
かつかつとヒールの音が横を過ぎようとする。
刹那が返事をしようと顔を上げた瞬間と、ティエリアが「あ」と声を上げた瞬間が重なった。
刹那の瞳に、ティエリアが自身に向かって倒れこんでいく瞬間がまるでスローモーションのようにコマ送りに写る。
刹那が声をあげるよりも早く、彼を押し倒す形でティエリアが刹那の上に倒れた。
「ティエリア!」
筋肉質な男性ではなく、柔らかな胸が刹那の身体に押さえつけられる。
「……痛」
肩を支えようと伸ばした手がぴたりと止まる。ティエリアの肩はまるで触れると壊れてしまいそうな細い肩を惜しげもなく晒していた。雪のように白い肌、濃紫のサラサラとしたストレートロングの髪に、その髪と色を合わせた露出度の高いドレスを纏っているその肢体は、スメラギに負けず劣らずの見事なプロポーション。
いままで頭の隅に追いやっていたその姿が目を通して脳みそにまでストレートに伝わった。
ぴしり、と刹那に皹が入る。そして理性にも。
「悪い、刹那。まだハイヒールに慣れていなくて……」
唯一繋がっている理性が刹那に押し付けられた胸、そこから繋がっている細い腰、そしてスリットから際どいラインまで露出している白く長い足ですごい速さで削れていくのを脳裏に感じた。
固まった刹那に異変を感じ、ティエリアが、は、と現状に気付く。
そして刹那の上半身に目を向け、息を呑んだ。
褐色の綺麗に筋が張った刹那の胸襟は、5年前とは比べ物にならない程しっかりと大人の男性のものへと成長し、小さく幼かったその相貌も、凛々しい青年のものへと変わっていた。
(こんなに近くで見たのは久しぶりかもしれない……)
思わず見惚れたように呆けるティエリアの容貌に、刹那もまた、魅入っていた。
刹那の手がティエリアの頬に滑る。既にティエリアの頬を軽く納めてしまうほどに大きくなったその温かい掌に、ティエリアはそっと頬を寄せる。
刹那がそっとティエリアの額に唇を寄せる。
ぴくり、とティエリアが身じろぎし、頬を朱色に染める。
「ティエリア……」
低く落ち着く声で刹那がティエリアの名を呼ぶ。
唇を合わせると、急かすように舌を這わせた。
「ふ…、あ。せ、刹那っ」
ティエリアが刹那の顎に手を寄せる。
「だ、ダメだっ。これから、ミッションがっ」
「ティエリア、少しだけ」
甘えるように髪の毛を食む刹那に、ティエリアは身体を震わせる。
再度唇が合わせられる。大事な宝箱を開くようにティエリアの唇を割ると、舌を入れ静かに味わう。
口を離すと、どちらともなく熱い息を吐いた。
顔を真っ赤にしたティエリアが刹那の後を確かめるように手の甲を自身の口に寄せる。
「刹那、本当に、もう……」
「いやだ」
刹那は子供のようにティエリアを抱き寄せる。刹那の生肌に直接触れ、ティエリアが目を伏せる。
「本当に勘弁してくれ」
呆れたようにため息を吐くと、ティエリアは刹那を真正面から見上げた。小さく息を呑む音がする。
「俺だって、我慢しているんだ」
そう言うと優しく刹那の顎に指を滑らせる。
本当に。5年前とは比べ物にないくらい男らしく、それでいて綺麗になっている。そんな刹那を自分だけのものにしてしまいたい衝動に何度駆られたことか。
「さっさと着替えろ。今日のエスコート、刹那がしてくれるんだろう?」
むくれたように口を曲げながらティエリアを開放する。確かに、スメラギもそろそろ急かす時間だ。ミッションは、なにより優先さえなければいけない。
ふと思いつき、ドレスを直しながら扉へ向かうティエリアの腕を掴み、引き寄せると耳元で囁くように、呟いた。
「ティエリア、とても綺麗だ」
驚くティエリアにから身体を放すと、今度こそ開放した。
何を言われたか分らないという顔をしていたティエリアの頬が、湯気が昇るくらい赤くなった。
(どこでそんなテクを覚えてきた!)
言葉が出せずに唸っているティエリアから、刹那は悪戯が成功した子供のような顔で背を向けた。
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せっさんもがんばって攻めたいときもあるんだよ
てかせっさんも元はは男前なんだよ
全年齢だよ!
フレンチまでは必須要項になりつつあるけどまだ全年齢だからね!
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