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最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
しばらくだむおーは書かないぞ、と思ったら途端に書きたくなるワナwww
猫耳本書きたい……にゃんこの日も近いし。
まあ、それは置いといて。
お題やっと更新です。
臆病な恋で10のお題
1 通り過ぎたらほんのり甘い香り
2 声もかけられない
3 気がつけば頬真っ赤
4 友人に相談
5 目と鼻の先
6 自分でも分かる不器用さ
7 人込みに君だけ見えた
8 告白する勇気など私には・・・
9 溢れる切なさに眠れない
10 片思いだと思ったのに
の、内一番最初の奴。
多分順番にはいかないはず。私の性格上。
とりあえず続きからどぞ
1 通り過ぎたらほんのり甘い香り
包み込むように抱き締めると最初は戸惑ってシャツを握る。首筋に唇を落とすと身体を小さく捩って反応する。
(……かわいい)
小さく噴出すと、何がおかしいのかと睨まれた。
目だけでごめんと謝罪をし、唇を奪う。身長を気にしてか口にあっているのか、刹那はミルクをよく口にする。先程も喉を潤すために飲んでいたのか、ぷん、と乳糖独特の甘い香りがした。
「ん……フゥ」
抵抗するほどの力も残っていない彼は、ロックオンの巧みな舌使いによって翻弄される。
まずは歯茎、唇の裏、頬に顎。順々に愛撫を続け、最後に刹那の小さな舌へと絡ませる。呼吸が苦しくなったのか、時折漏れる荒い息が興奮を高める。
刹那の顔が真っ赤になり、意識も朦朧としかけてきた頃、ロックオンは名残惜しそうに唇を離した。飲み込め切れない唾液が頬を伝い、ぽたりとシーツに模様を作った。
「刹那……」
低い独特の甘い声で刹那の耳元で囁くと、ロックオンは手袋を外して刹那の服の中へと手を滑り込ませた。
「……んっ」
胸の飾りに触れると、刹那の意思に反して甘い声が漏れる。
気分を良くしたロックオンが目を細めると、刹那のズボンのポケットに入れた連絡用末端が軽快に音を立てた。
慌てて服を調え端末を操作する刹那に、邪魔が入ったとロックオンが小さく舌打ちをする。
「休暇中ごめんなさいね、刹那」
機械を通した声で女性の高い声が聞こえる。刹那は無言で首を振ると、用件を促した。
「ちょっと生活用品が足りなくなっちゃったの。トレミーに戻る時でいいから一緒に買って帰ってくれない?」
「了解した」
「判らないモノがあったら、そこにいるロックオンに聞けば知っているから」
そこまで聞いた刹那は、驚いたように目を丸くする。
「……別に、いつもロックオンが一緒とは限らない」
「あら、でもいま傍にいるんでしょう?」
「何故分かる」
クスクスと笑った後、相手は首の横に指を当てる。意図が分かった刹那がキスマークを隠すように慌てて手を当てた。
刹那の反応に満足したように笑って、相手は通信を切った。
その後に買い物リストが送られたメール音が響いた。
「……ロックオン」
「はい?」
静かな怒りのオーラを発する刹那に、ロックオンは反射的に腰が引ける。
その後、ゴン、という鈍い音の後に脳天に衝撃が走った。
「~~~~~っ!!」
目を白黒させるロックオンを刹那はじろりと睨むと、後ろを向いてメールを開いた。
「刹那~。いいじゃん、公認の仲って事だろ?」
「うるさい」
シーツの上に置かれた紅いターバンを首に巻いて首の痕を隠す。
速攻で痕を消され、少々淋しい思いをしながら、ロックオンは刹那を後ろから抱きつくような格好でメールの画面を確認する。タオルや石鹸などと言う生活雑貨から、女性専用の用具まで遠慮も何もなく書き綴られたその画面を眺める。
「ミススメラギ、嫌がらせかよ」
「何が」
「これが分からないとは、お前ある意味幸せな頭してんな」
ある意味ミッションよりも気を遣うぞ、とため息を吐くと、刹那はもう一度画面を見て、首を捻った。
「まあいい。せっかくだから、今から行こう。ついでに晩飯の材料も買いたいしな」
「夕食まで居る気か」
さりげなくさっさと帰れと促したのだが、ロックオンは笑顔で流し、立ち上がる。
この自分勝手な年上にもう一度殴ってやろうかと目を眇めたが、結局自分の手が痛いだけだと思い直し、刹那も財布を掴んで立ち上がった。
玄関を出、刹那が鍵を閉めたところで、ロックオンは刹那の手を握った。
「……なんだ?」
「デパートの中は混むからな。刹那くんが迷子にならないように――って、ウオッ!」
マッハの勢いで飛んできた拳を間一髪で避ける。刹那の口から、小さく舌打ちの音が聞こえた。
「刹那くん、無闇に人を殴っちゃいけません! お父さんは許しませんよ!」
「誰がお父さんだ」
すっと傍を素通りすると、急に後ろから抱き締められた。いきなりの事に体制を崩す。否応なしにロックオンの胸の中にはまった刹那の髪に顔を埋めた。
「……っ、ロックオン!」
思わずぐりぐりと頭をなじる。それでもロックオンはやめる気配がない。徐々に頬に熱が集まる。
「キスの時だけだと思ってたけど……」
突然の言葉に上を見ると、いいものを見つけたようにロックオンは笑っていた。
「刹那って、甘い香りがするのな」
「は?」
「ミルクの香りだ」
思わず自分の腕を嗅ぐ。しかし特に匂いはしなかった。
非難めいた顔でロックオンを見やると、用は済んだとでも言いた気な顔ですっと刹那を開放した。
「行こうぜ、買い物」
そのままエレベーターに歩いていく彼を慌てて追いかける。隣に並んだとき、確かに甘い香りがした。
「あんたも、同じ香りがする」
驚いたような顔で刹那を見ると、刹那は真面目そうな顔を崩さずにロックオンを見上げた。
「あと、雨上がりの緑の匂い」
爽やかでいて、どこか湿っぽい。そう言って刹那は手を握ってきた。
「刹那?」
「こうしていれば、ロックオンの匂いが俺に移る」
きっと甘い匂いは刹那から移った。だったら、ロックオンの匂いも移るはずだ。
チン、と軽い音がしてエレベーターの扉が開いた。
引っ張るようにして中に引き込まれたロックオンは、手を握ったまま刹那をもう一度抱き締めた。
「ロックオン!」
「エレベーターの中だけだから」
そう言ってぎゅう、と痛くない程度に強く抱く。
そうして刹那の髪にそっとキスをする。
「……いい匂いだ」
甘いミルクの香り。どんな女より、愛おしい匂いだ。
すう、と吸い込んで今度は刹那を強く抱き締めた。自分の匂いが移るように。
小さく、小さく握っていた手に力が篭った。
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イチャイチャしやがって(自分で書いたくせに
無駄にエロシーン入ってます。
邪魔が入るのはお約束www
このお題は二人をイチャイチャさせるのを目的に選んでいます(ちょwwwおまwww
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