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晴れの国在住。
最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
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2009/10/27 (Tue)
だむおーばかりだと栄養が偏ってしまうので久しぶりにジルライをの続きを書きました。

「原稿はだいじょうぶなんだろうな?」(*´∀`)○)`Д゜);。

ナントカナルサ。

今回はライルと鎮紅がメインに出てます。
でも中身はジルライ。
つーかね。

次の話が軽くR12は行くんですがorz

えーと、何処に載せろと
うん、ブログにちゃんとうpシマスヨ?

またオフ友にからかわれるかもしれない。
サイト出来立ての頃思いっきりオフで布教して回った私。

……死にたい|||(;-_-)||

てか見てる人いるんですかね
OとかPちゃんとかはいいけどU子さんとか見てたらマジで泣ける。

でも皆かわいい私の嫁なんで!
嫁が増えて困っちゃうよ!

だむおーのお題も復活させたいなぁ。

あ、続きからどぞ



さらさらと揺れる金色の髪を掻き上げ、ライル・エルウッドは大仰にため息を吐いた。
 冷めた茶を啜りながら、ぼうっと目の前の風鈴を眺める。
 しかし風鈴は視覚の中には入っておらず、しまりのない顔で笑う同僚の顔が脳裏に描き出された。
 眉に、自然と皺ができる。
 自分はガルシア・ルルスを探すので手一杯だったはずだった。
 今の生活は、悪くないと思う。しかしガルシアを野放しにもしておけない。
 状況は一転も見せず、手詰まり状態が続くなか、何人かのバックアップ要因がイエズス会から派遣された。
 そのうちの数人はいい。少し問題のある事もあったが今は上手くいっている。
 しかし、派遣された一人の男の事を考えると、かあ、と頭に血が上ったように顔が熱くなる。正確には、その男にされた様々なセクハラを考えると、だが。
 ジルベルト・ジーリ。
 その青年の名はそう言った。女性の扱いが上手く、腕も立ち、頭も切れる。そして、いつもにこにこと微笑みながら、男の自分にまで迫ってくる困った男だ。
 実はジルベルトが迫るのはライル一人なのだが、その事実を彼は気付いていない。
 顎をちゃぶ台の上に置き、うだうだと考える。
 もともと迫られたのはここ数日の間ではない。イエズス会にいるときから何かと理由をつけてはライルに接近してきていた。
 しかしライルの感情として、ジルベルトはただの同僚である……と、今まで思っていた。
 一つ屋根の下に住むようになってからジルベルトは一気に攻めの手を強めてきた。
 傷つけるのが嫌で、ついつい受身になっていたライルだが、今でもジルベルトへの対応は変わらない……はずだ。
 しかしながら、日を追うごとに彼の事を思い出す時間が増えているように思う。
 自分は、決してそんな趣味はない……はずなんだが。
「ぅ~……」
 ちゃぶ台に突っ伏して唸る。
 ちりん、と風鈴が音を立てた。
 しばらく一人で悶々としていたライルの傍に、ひとつの陰が落ちた。
「どうしたの? ライルくん」
 優しげな声の主はガルシアの捜索に協力してくれている巫女の鎮紅だった。
 ああ、鎮紅。そう声を出そうとして頭を上げると、真っ白な粉を頭から被った姿の彼女がいた。
 ぴしり、と額に青筋が立つ。
「鎮紅、また料理に挑戦してたのか?」
 おっとりした彼女はワザとやっているのかと言うくらい料理が苦手だ。お玉をマトモに持つことさえできない彼女はなにか因縁めいたものを感じずにはいられない。
「ええ、新作の鎮紅パンを考えていたの。いま焼いてるところだから、終わったら味見してね」
「殺す気か!」
「やあねえ。パンを食べて死んだ人はいないわよ?」
「いいや! 食中毒でも死人は出るんだぞ!」
 過去に彼女に味見と称して口の中に無理やり入れられたパンの名を語るものは、凄まじい破壊力だった。
 毒、と言えば薬の名の下に雑草で怪しげなモノを作る迅伐の方が合ってるかもしれないが、彼女のパンも人間に優しいとはいえない。よく自分は腹を壊さなかったものだと少し涙が出た。
「そうそう。私ライルくんに一度訊いてみたい事があったのよ」
 ちょうど二人きりだしね、と言って急須を手に取り、自分の湯飲みにだぼだぼと茶を注ぐ。
「ん? 訊きたい事?」
 しかも二人きりじゃないと訊き難い事?
 長く鎮紅とは暮らしているので、特に今更言っておくようなことはないと思うのだが。
「ガルシアの事か?」
「ううん。もっと別の話。まあガルシアさんも関わってくるのかしら?」
 ますます判らない。
「なんだ?」
「えっとね。……ライルくんて、ジルさんの事どう思っているの?」
 ずっしゃあああああ!
 今まで考えまいとしていたものが一気に脳に流れ込む。思わずちゃぶ台にのめり込むほど滑り込んだライルを見て、鎮紅はひとつの勘が当たったと内心ほくそ笑んだ。
 しばらくぷるぷると震えていたが、がば、と真っ赤な顔を持ち上げて叫んだ。
「アルドか! アルドが喋ったのか!」
「あら? なにを?」
「俺とジルベルトがデキてるとか! 勝手な事を聞いたんだろう!」
 そこまで聞いて鎮紅はにっこりと笑って言った。
「あらぁ、そうなの? それは知らなかったわ」
「……へ?」
「私はライルくんがジルさんのことを“どう”思ってるか訊いただけよ? 最初苦手そうだったから、仲が悪いのかと思って心配したんだけど。あらまあ、そうなの? おめでとう、ライルくん」
 聖母のような顔をして楽しそうに微笑む鎮紅を見て嵌められたのだと気付く。
「ち、ちが……! 俺たちはまだそういう関係じゃない!」
「ならこれから“そういう関係”になる可能性があるのかしら?」
「……っ! ない!」
 目を逸らして苦しそうに言うライルを眺め、鎮紅はふう、と息を吐いた。
「ライルくんは、ジルさんの事好きじゃないの?」
「そういう風に思ったことはない! そ、そりゃ、ジルベルトが俺の事を好いてくれてるのは知っている。でも、ジルベルトは誰にでもそういう態度が取れるし、俺はあくまでも奴の事はただの仕事仲間だとしか思ってない」
(じゃあ、なんでそんな切なそうな顔ができるのかしら)
 鎮紅はお茶をひと啜りすると、とん、と音を立てて湯飲みを置いた。
「『誰にでも、そういう態度が取れるし』?」
「そうだ、ジルベルトは俺と違って世渡りとか上手いし、そ、そりゃ俺以外とキスとかした所を見たわけじゃないけど……」
「ライルくんはジルさんと口付けした事あるの?」
 その言葉にライルは真っ赤な顔を更に赤くして微かに頷いた。
「むりやり、された」
 ちょっと考えて口を開きかけたが、鎮紅は頭を軽く振って立ち上がった。
「鎮紅?」
「パンが焼けたか見てくるわ。……ライルくん。ライルくんがそう言うなら、そうなのかもしれないけど。曖昧な態度を取ってたら双方が傷つく事になるわよ。それだけは覚えておいてね」
 鎮紅の眼差しは恋愛に疎い弟を見るような優しさが含まれていたが、その光は真剣そのものだった。
 無言で俯いてしまうライルに視線を投げかけ、そのまま足を調理場へ向ける。
 しか扉の前で一瞬立ち止まった。
 玄関のドアが閉まる音がしたのだ。誰か帰ったのかと振り向くと、大きな影が玄関口を通る姿が見えた。ライルは、気付いていない。
(余計な事、したかしらね)
 小さく舌を打つ。しかし、遅かれ早かれ通る道だ。これから彼らがどういう道を辿るかは彼ら次第だが、大切な家族にはいつも笑顔でいて欲しいと思う。
 ちょっと、我侭だろうか。
 何かを得るためには何かを失うのに。
 そんな事を考えてると、焦げ臭さが鼻をついた。
「あ、パン……」
 ぱたぱたと釜戸に駆け寄ると、真っ黒焦げになったパンだった物体が陳列されていた。
 ひとつ、手にとってかじる。
「苦い……」
 顔をしかめて鎮紅は片づけを始めた。



**********

最後の描写がちょっと判りにくかったような^^;
ライルは認めなくない感情に反抗してるので
こうなりました。
何気にずばずばあったことを言えたの
は相手が鎮紅だったからだと思います。
別に鎮紅が好きってわけじゃないけど、
言い易い人っていますよね。

**********
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