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最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
これからそうしようかと思ったのですがここで切ったほうが面白そうだったので。
突発で書いた挙句ひだまりスケッチのさーちんが事の外可愛かったので。
てかよくあることのような気がするのは私だけか。
まあつづきからどうぞ
日本の夏と言うものは、どうしてこんなに暑いのだろう……。
と、ロックオン・ストラトスはぷるぷると回る扇風機の前で項垂れていた。
既に蒸し風呂と化したこの部屋の空気をいくらかき回しても、温風が頬を撫でるだけで一向に身体の熱が消える気がしない。
「あ~、あーつーいー」
せめてこの部屋の主がいればいじったり遊んだりで気分も紛れたかもしれないが、あいにく今はどこかへ出かけているらしい。
外に出るとこの湿気以外に殺人的な熱線地獄なのに、よくもまあ出かけるものだと思う。
しかも彼はいつもターバンを首に巻いている。生地が薄いと言えど真夏にマフラーを巻いているその感覚が、ロックオンには到底理解できなかった。
「あー……」
扇風機の羽で空気が揺れ、声が濁る。
「………………」
口を開けたまま風に当たる。
やはり一向に涼める気配はなかった。
「……わ~れ~わ~れ~は~う~ちゅ~う~じ~ん~だ~」
一人きりだろうと思い、何百年もの前のギャグをやってみる。
すると部屋のドアが音を立てて開いた。
だぁぁ……、と余韻が空気に消える。口を開けたまま凍りつくロックオンを珍しそうに眺める部屋の主、刹那・F・セイエイと目が合った。
「………………」
「………………」
無言で見つめあう。
気まずい。非常に気まずい。
笑うでもなく、呆れるでもない。むしろこのギャグを知っているのかと甘い考えがロックオンの頭に上ってきた頃、刹那が徐に口を開けた。
「……俺は、ガンダムだ」
「……そうか」
馬鹿で良かった。心からそう思った瞬間だった。
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なんかアホの子ふたり的な感じになった。
小さい頃はよくやったなぁ。
若干季節外れなのは気にしない方向で。
ものっそ短いのも気にしない方向で
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