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神無月 夕弥
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女性
職業:
プー子
自己紹介:
晴れの国在住。
最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
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2010/01/04 (Mon)
1月1日。刹那・F・セイエイの隠れ家に宅配が1箱送られてきた。本人の意思とは関係なく、既に溜まり場になっているそこにはマイスターのロックオン・ストラトス、アレルヤ・ハプティズム、はてはティエリア・アーデまで揃っている。
せっかくの年越しなのだから、クリスマスから大晦日、までは地上にいたいと意見したロックオンの言葉と一般行事も刹那に教えなければいけないというスメラギ・李・ノリエガの思い付きにも似た発想により、12月24日から1月3日まで経済特区日本で正月文化を学ぶべく、マイスター総出で地上へと降りた。
クリスマスは正統派とも言うべくアイルランド出身のロックオン・ストラトスにより順調に終わった。紆余曲折はあったが(ここでは内容は省略)面倒くさいと文句を言うティエリア・アーデやどこで覚えたのか謎の知識を疲労するアレルヤ・ハプティズムたちに囲まれ、比較的円満にすんだ。
しかしアイルランド、また、イギリスは年越しよりもクリスマスを重視する。
ロックオンにとってもアジアでの年越しは初めての経験で、何をしていいものか判らない。
それをくんで送ってこられたのだろうと思われる荷物を早速開けると中からは見たこともないような
色とりどりの正月グッズが出てきた。
「とりあえず物は送ったという既成事実を作ろうという魂胆が良くわかる」
ティエリアはそう言うとさっさと興味を失ったようにテレビをつける。しかしこの時期はどのチャンネルも特別番組を組んでおり、今話題真っ只中のソレスタル・ビーイングの事柄など眼中にない。
ピシリ、とリモコンに皹が入った。
「えーっと、取説はっと。あったあった。ティエリアー、とりあえずコレ着ろとよ」
4着入っていた単衣と袴を順に取り出し説明を開始する。
段ボール箱の中の荷物は晴れ着セット4着と百人一首、犬棒カルタ、コマに福笑いだった。
「アレルヤ、ティエリアを着せてやってくれ。俺は刹那をやる」
「俺も着るのか?」
「とりあえず、全員着た方がいいんじゃね? その後はこれで各自遊べとよ」
他にも初詣とか初日の出を見に行くとか書いてあったがそこは割愛した。これ、ロックオンの独断。
刹那は単衣を珍しそうに眺めた。
「これはボタンなんかがついてないが、どうやって着るんだ?」
「ちょっと待てな。えーっと、……紐で縛って固定? どんなプレイだよ」
ロックオンの言葉に刹那が反射的に身を引く。
無言のやりとりが頭上に飛び交う。苦笑気味に紐を持って掲げるロックオンに、刹那は無言で首を振る。
「刹那ぁ? ミッションミッション」
苦虫を10匹くらい噛み殺したような顔をし、刹那は無言で説明書を拾い上げる。
その間に、隣では紐と単衣を交互に見やる困ったようなアレルヤの顔があった。
「本当に、着方は知らないのか?」
「俺だってなんでも知ってる訳じゃないんだぞ。まったく違う文化の民族衣装なんて見るのも初めてだよ」
実際には着衣後の想像図は知っていたりするが、あえて口にはださなかった。
難しい顔をして黙り込んでしまった刹那に、ロックオンは人差し指をさして言った。
「まあ、とりあえずそれ脱げよ。お兄さんが優しく着せてやるから」
「……それが怪しい」
「じゃあミッション失敗だな。あー、残念。刹那はガンダムになれないなー」
最後の方はからかうように、ロックオンは大仰に肩をすくめた。
隣ではティエリアが携帯端末で着物の着方を検索しているが、アレルヤ以外気付いていない。
ロックオンの言葉にあからさまに腹を立てた風の刹那は、口を尖らせる。
「着れない訳ないだろ。俺に不可能はない」
「じゃあ、脱ぐんだ?」
渋々ながらも確実に頷く。ティエリアが隣で一人で着衣を始めた。が、刹那は気付かない。
ロックオンの瞳があからさまに煌きだす。
刹那がターバンに手をかけると、ロックオンから制止の声がかかった。
「俺が脱がす」
「いい」
「脱がす」
「…………」
嫌そうに目を歪ませながら、おずおずと近寄ると、一気に腕の中に引き込まれた。
「ちょ……、離せ!」
「あー、落ち着く」
刹那の頭に顔を埋め、息を吐く。じたばたと暴れる刹那を十分堪能すると、背中越しにボタンへと手をかけた。
「くっつくな!ばか!」
「えー、いいじゃんー」
そう言って首筋に唇をくっ付ける。
「やめろ!」
つ、と、舌を這わせながら次々とボタンを外していく。刹那が身動ぎすると、それに覆いかぶさるように抱き締めていく。
「…………っ!」
ピクリと刹那が反応する。
肩からシャツをずらし、楽しそうに笑う。
「着物を、着るんだろうっ!」
「刹那、手」
「……ぅ」
手を動かし、シャツを脱ぐ。
パサリとシャツを床に置き、ズボンへと手を掛ける。
「おい!」
「ほらー、袴ってズボンみたいなもんだし」
「自分で脱ぐ!」
「いいからいいから」
そう言いつつ腰に指を這わせる。
ズボンのジッパーに手を掛けた時、ロックオンの脳みそがいきなり揺れた。
刹那が腕の中から消え、前のめりに倒れる。
悶絶するロックオンを見ながら、刹那が安堵の息を吐いた。
「な に を し て い る」
既にばっちり着込んでいるティエリアが手をロックオンの頭に掛ける。
「脳みそを潰してしまった方がいいですか?」
「いでででで、痛い、痛い!」
物凄い握力でコメカミと脳天をぐりぐりと掴まれる。
「刹那、僕が着せてあげるよ」
「あ、ああ」
こっちも綺麗に晴れ着を着たアレルヤが刹那に手を差し出す。
「ちょ! アレルヤ! 刹那に触る……、痛い痛い! ティエリアさん痛いです!」
ティエリアがロックオンを踏みつけて腹に何度も蹴りを入れる。
その間にちゃくちゃくと手際よくアレルヤが刹那の肩に単衣を掛ける。
「左側を前にして、そうそう。で、コレを腰に巻いて」
「ティエリア! 俺も着るから! 勘弁してください、続きは二人の時に夜で……ごめんなさい!」
「変わった服だな」
「万死―――――――――!!!!」
この様子はしっかりハロが録画してトレミーに送っていた。
こうしてマイスターの年が明ける。
***********
何度も言いますが、ここは全年齢です(しつこい
じゃなかったらきっとアレルヤとティエリア(特にこっち)はいなかった
止めるのが役目
ヘタレですから、私が
ことしもよろしくおねがいします
***********
K氏にツッコまれながら書いたブツ
本当は私も最後までやりたかった。
でも無理です。ここは全年齢対象です。
でも最近15禁くらいになっています。
舐めてないからまあ全年齢
どこはとは言わない。まあ、妄想力を働かしてやってください。
最初は福笑いにしたかったです。
てかその予定でした。
でも書いていくうちに「あれー?」な感じに
ま、いっか(こら
続きからどうぞー
本当は私も最後までやりたかった。
でも無理です。ここは全年齢対象です。
でも最近15禁くらいになっています。
舐めてないからまあ全年齢
どこはとは言わない。まあ、妄想力を働かしてやってください。
最初は福笑いにしたかったです。
てかその予定でした。
でも書いていくうちに「あれー?」な感じに
ま、いっか(こら
続きからどうぞー
1月1日。刹那・F・セイエイの隠れ家に宅配が1箱送られてきた。本人の意思とは関係なく、既に溜まり場になっているそこにはマイスターのロックオン・ストラトス、アレルヤ・ハプティズム、はてはティエリア・アーデまで揃っている。
せっかくの年越しなのだから、クリスマスから大晦日、までは地上にいたいと意見したロックオンの言葉と一般行事も刹那に教えなければいけないというスメラギ・李・ノリエガの思い付きにも似た発想により、12月24日から1月3日まで経済特区日本で正月文化を学ぶべく、マイスター総出で地上へと降りた。
クリスマスは正統派とも言うべくアイルランド出身のロックオン・ストラトスにより順調に終わった。紆余曲折はあったが(ここでは内容は省略)面倒くさいと文句を言うティエリア・アーデやどこで覚えたのか謎の知識を疲労するアレルヤ・ハプティズムたちに囲まれ、比較的円満にすんだ。
しかしアイルランド、また、イギリスは年越しよりもクリスマスを重視する。
ロックオンにとってもアジアでの年越しは初めての経験で、何をしていいものか判らない。
それをくんで送ってこられたのだろうと思われる荷物を早速開けると中からは見たこともないような
色とりどりの正月グッズが出てきた。
「とりあえず物は送ったという既成事実を作ろうという魂胆が良くわかる」
ティエリアはそう言うとさっさと興味を失ったようにテレビをつける。しかしこの時期はどのチャンネルも特別番組を組んでおり、今話題真っ只中のソレスタル・ビーイングの事柄など眼中にない。
ピシリ、とリモコンに皹が入った。
「えーっと、取説はっと。あったあった。ティエリアー、とりあえずコレ着ろとよ」
4着入っていた単衣と袴を順に取り出し説明を開始する。
段ボール箱の中の荷物は晴れ着セット4着と百人一首、犬棒カルタ、コマに福笑いだった。
「アレルヤ、ティエリアを着せてやってくれ。俺は刹那をやる」
「俺も着るのか?」
「とりあえず、全員着た方がいいんじゃね? その後はこれで各自遊べとよ」
他にも初詣とか初日の出を見に行くとか書いてあったがそこは割愛した。これ、ロックオンの独断。
刹那は単衣を珍しそうに眺めた。
「これはボタンなんかがついてないが、どうやって着るんだ?」
「ちょっと待てな。えーっと、……紐で縛って固定? どんなプレイだよ」
ロックオンの言葉に刹那が反射的に身を引く。
無言のやりとりが頭上に飛び交う。苦笑気味に紐を持って掲げるロックオンに、刹那は無言で首を振る。
「刹那ぁ? ミッションミッション」
苦虫を10匹くらい噛み殺したような顔をし、刹那は無言で説明書を拾い上げる。
その間に、隣では紐と単衣を交互に見やる困ったようなアレルヤの顔があった。
「本当に、着方は知らないのか?」
「俺だってなんでも知ってる訳じゃないんだぞ。まったく違う文化の民族衣装なんて見るのも初めてだよ」
実際には着衣後の想像図は知っていたりするが、あえて口にはださなかった。
難しい顔をして黙り込んでしまった刹那に、ロックオンは人差し指をさして言った。
「まあ、とりあえずそれ脱げよ。お兄さんが優しく着せてやるから」
「……それが怪しい」
「じゃあミッション失敗だな。あー、残念。刹那はガンダムになれないなー」
最後の方はからかうように、ロックオンは大仰に肩をすくめた。
隣ではティエリアが携帯端末で着物の着方を検索しているが、アレルヤ以外気付いていない。
ロックオンの言葉にあからさまに腹を立てた風の刹那は、口を尖らせる。
「着れない訳ないだろ。俺に不可能はない」
「じゃあ、脱ぐんだ?」
渋々ながらも確実に頷く。ティエリアが隣で一人で着衣を始めた。が、刹那は気付かない。
ロックオンの瞳があからさまに煌きだす。
刹那がターバンに手をかけると、ロックオンから制止の声がかかった。
「俺が脱がす」
「いい」
「脱がす」
「…………」
嫌そうに目を歪ませながら、おずおずと近寄ると、一気に腕の中に引き込まれた。
「ちょ……、離せ!」
「あー、落ち着く」
刹那の頭に顔を埋め、息を吐く。じたばたと暴れる刹那を十分堪能すると、背中越しにボタンへと手をかけた。
「くっつくな!ばか!」
「えー、いいじゃんー」
そう言って首筋に唇をくっ付ける。
「やめろ!」
つ、と、舌を這わせながら次々とボタンを外していく。刹那が身動ぎすると、それに覆いかぶさるように抱き締めていく。
「…………っ!」
ピクリと刹那が反応する。
肩からシャツをずらし、楽しそうに笑う。
「着物を、着るんだろうっ!」
「刹那、手」
「……ぅ」
手を動かし、シャツを脱ぐ。
パサリとシャツを床に置き、ズボンへと手を掛ける。
「おい!」
「ほらー、袴ってズボンみたいなもんだし」
「自分で脱ぐ!」
「いいからいいから」
そう言いつつ腰に指を這わせる。
ズボンのジッパーに手を掛けた時、ロックオンの脳みそがいきなり揺れた。
刹那が腕の中から消え、前のめりに倒れる。
悶絶するロックオンを見ながら、刹那が安堵の息を吐いた。
「な に を し て い る」
既にばっちり着込んでいるティエリアが手をロックオンの頭に掛ける。
「脳みそを潰してしまった方がいいですか?」
「いでででで、痛い、痛い!」
物凄い握力でコメカミと脳天をぐりぐりと掴まれる。
「刹那、僕が着せてあげるよ」
「あ、ああ」
こっちも綺麗に晴れ着を着たアレルヤが刹那に手を差し出す。
「ちょ! アレルヤ! 刹那に触る……、痛い痛い! ティエリアさん痛いです!」
ティエリアがロックオンを踏みつけて腹に何度も蹴りを入れる。
その間にちゃくちゃくと手際よくアレルヤが刹那の肩に単衣を掛ける。
「左側を前にして、そうそう。で、コレを腰に巻いて」
「ティエリア! 俺も着るから! 勘弁してください、続きは二人の時に夜で……ごめんなさい!」
「変わった服だな」
「万死―――――――――!!!!」
この様子はしっかりハロが録画してトレミーに送っていた。
こうしてマイスターの年が明ける。
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何度も言いますが、ここは全年齢です(しつこい
じゃなかったらきっとアレルヤとティエリア(特にこっち)はいなかった
止めるのが役目
ヘタレですから、私が
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