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こんな日もあるさ
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神無月 夕弥
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プー子
自己紹介:
晴れの国在住。
最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
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2011/01/12 (Wed)
えーっと、夕弥です。

えーっと、……その、……なんだ……。


ごめんなさい!


年明けてから調子悪かったんです!
マジで1週間寝倒してたんです!意識なかったんです!
小説途中で放置したまま潜ってました。
パソコンを触るのさえ億劫だったという……
ついでに今絶賛女の子週間真っ只中なので!

お願い、察して!




えっと、っつー訳で年賀小説の続ですが、ここでひとつお願いがあります。
まあサイトに15禁表記してるので大丈夫だとは思いますが。
今回の小説は……、えーっと……、ちょっと…あれで…それな……
大丈夫です!最後までは書いてません!
でもちょっと15禁にしといて良かったと思うような内容なので15歳未満のお嬢様方は読まないでください。
もし読んで道を踏み外す、気分が悪くなる、新たな領域に目覚めちゃった、など何が起ころうと管理人は一切責任を負いませんので!
自己の判断と良識でお願いします。
自己責任万歳。

ではではつづきからどうぞ~。




 

 


 ふつふつと目の前の土鍋から湯気が上がる。灰汁を取るアレルヤの手元にじーっと視線を合わせ、ティエリアは興味の色を見せた。
「鍋とは、要は鍋の中で炊くということか」
「まあ、そうなるね」
 ティエリアの向かいでは肩までコタツ布団に埋もれ、すやすやと心地良さそうな寝息をしながら、刹那がごそりと動いた。
 4人分の食器と箸を持って、ロックオンがキッチンから現れる。
「アレルヤー。一応炊飯器も持って来ておこうか」
「そうですね。その方が良いんじゃないですか?」
 食器をこたつテーブルの上に置くと、ロックオンは刹那を肩の下から抱き起こした。
「刹那ぁ、そろそろメシだぞー。あとこたつで寝ると風邪引くぞー」
「うー……?」
 寝惚けた刹那がむず痒そうに目を擦り、またすかー、とロックオンの胸の上で寝息を立てる。
「せーつーなっ」
 ぽふぽふと頭を叩くがロックオンに抱きつくような体勢になり、小さく動くとまた眠りの世界に入っていった。
「刹那・F・セイエイ! 今すぐ起床しろっ!」
「うおおおっ!」
 ティエリアが苛立ちのあまり箸をナイフのように刹那の後ろ頭に向けて投げる。
 瞬間的に目を覚ました刹那は当たる数ミリメートル前で受け止めた。思わず悲鳴を上げたのはロックオンである。
「ティ、ティエリア! あぶねーな、刹那を殺す気か!」
 刹那の代りに反論すると、眦を吊り上げてティエリアが憤る。
「ロックオン・ストラトスは刹那・F・セイエイを甘やかしすぎだ! 刹那・F・セイエイも寝過ごしたら食事はなくなると思え!」
「……なに怒ってるんだ?」
 会話についていけない刹那が箸を置いてぼんやりと尋ねた。ティエリアはかっと顔を赤くし、更に語気を強める。
「貴様らがいちゃいちゃいちゃいちゃしているからだろうっ! 人前では遠慮しろっ!」
「別にいちゃついていない」
「それのどこがだ!」
「いつも通りだが?」
 なあ、と刹那はロックオンに同意を求める。うん、と答えを返すロックオンに、ティエリアは頭から沸騰したように憤る。
「いつも、そうだと?」
「ロックオンはいつもベタベタ鬱陶しい位引っ付いてくる。今日はまだましな方だ」
 また、な、とロックオンに振る。ロックオンは鼻の下を伸ばして刹那を抱き締めたまま頭を撫でる。
「だって~、刹那柔らかいし温かいし可愛いから~。ついついきゅ~っとしたくなるだろ~?」
「別に俺は可愛くないと言っているんだがな」
 むう、と眉を寄せる刹那を見て、アレルヤが暢気に微笑んだ。
「あー、つまりティエリア妬い、でぇっ!!?」
 途中を遮って鍋の蓋をアレルヤの顔面に突きつけ、ばん、とテーブルを叩いた。
「あ、熱いよティエリアアアア!」
 もんどりうって悶えるアレルヤに、ティエリアは指差して叫んだ。
「アレルヤ・ハプティズム! もうとっくに灰汁取りなど終わっているだろう! さっさと食べるぞ! ロックオン・ストラトスもきちんと席に着け!」
「はいはい~、っと」
 炊飯器を取りに立ち上がったロックオンは苦笑しながら台所へと消える。
「アレルヤ、大丈夫か?」
「だいじょ……ぶ……、ありがと……、刹那」
 真っ赤な顔をして蒸気を上げるアレルヤが健気に器を受け取って水炊きをつける。
「また刹那・F・セイエイを甘やかして……」
「刹那だけじゃなくて君のも付けてあげるから。はい、器出して」
 不機嫌そうに唇を突き出しながら、ティエリアもアレルヤに器を手渡す。
 テーブルの前に置かれた水炊きをじっと見詰める刹那にアレルヤは微笑んで話しかけた。
「それだけじゃあ味がないと思うからまだ食べちゃ駄目だよ。ロックオンがポン酢を持ってきてくれるはずだからちょっと待ってね」
「熱いから気をつけろよー。アレルヤ、米をつけてやってくれ」
 近くで炊飯器のコンセントを挿していたロックオンも助言する。ティエリアの前に器を置くと、アレルヤは茶碗を持って立ち上がった。
 「おかわりも持ってきておくか」とか「それより味付けは」とか話しているアレルヤとロックオンが消えると、じーと水炊きを凝視する刹那と手持ち無沙汰になったティエリアが残された。
 先ほどの刹那の言葉を思い出しながら、剣呑な瞳で刹那を睨む。
(ロックオン・ストラトスが勝手にくっついてくるだと……?)
 コタツの中に入れた足がちょん、と何かに触れる。なんだ? と布団を覗き込むと、胡坐を掻いた刹那の足見えた。
(……ふん)
 刹那は気付いた様子もなく、自制心と食欲の狭間で葛藤している。
 ちょっとした気まぐれでひょい、と足を動かす。
 さわり、と刹那の足の甲に触れる。さすがに気がついたようでひょい、と顔を上げた。
「ティエリア? なんだ?」
じっと刹那を睥睨したまま足を動かす。上下に指を動かし足の骨をなぞると、ぴくん、と刹那が片眉を歪めた。
そのまま足を上に動かし、ズボンの内側に忍び込ませるように指を伝わせる。
 逃げるように足を引く刹那を逃がさないように太ももの付け根に足を伝わせた。
「ちょ……、ティエ……わっ!」
 いきなり急所を触られそうになった刹那は慌ててコタツから出た。
「よ~し、食えるぞ~。って、刹那? うわっ!」
 丁度コップなどを持ったロックオンが通り掛かり、それに飛びつくように刹那が抱きつく。
 そのまま二人で倒れこむ。ロックオンは手に持っているものを死守するべく顔面から落ちていった。
「いてて……。刹那ぁ?」
 手の甲で額を押さえつつ、ロックオンが涙目で刹那を見やる。
 すると腰元に抱きついたまま涙目なってロックオンを見上げている。
「え? どした、刹那」
 刹那が顔を赤くして無言でロックオンのシャツに顔を埋める。
「ええ~? 刹那ぁ? ティエリア、なんかしたのか?」
 ティエリアは面白くなさそうに目を眇めると、ぷい、と横を向いた。こちらもこちらで機嫌が悪そうだ。
 それから刹那がこたつに入りたくないと言い出し、また一悶着あった。なんで入りたくないのかと訊いても答えないし、ティエリアも人事のようにそっぽを向いている。
「刹那ぁ、コタツぬくいぞ? ほら、入ろうぜ?」
 ふるふると首を振る刹那の頭を抱きこみ、よしよしとあやすように抱き込む。
「ティエリア~、何したんだよ」
「別になにもしていませんよ?」
 そう言うティエリアの目は明らかに据わっている。
「刹那、じゃあ俺の膝の上に座るか? それならいいか?」
 じっと涙目でロックオンの顔を見ていた刹那が、考えたように目を伏せ、こくんと頷く。
「なんだ? そんな事まで甘やかされないと貴様は食事も出来ないのか」
 ますます機嫌の悪くなったティエリアが叫ぶ。まあまあ、とアレルヤがティエリアを宥めるように肩に手を置く。
「刹那、ロックオンの上でいいから座りなよ。早くしないと焦げ付いちゃう」
「はいはい、了解っ、と。刹那、おいで?」
 そう言って刹那の手を引く。ちらりとティエリアの方向に視線を送ると、素直にロックオンの上に座った。
「それじゃ、マイスター一同、手を合わせて」
「「いただきます~」」
 ハモった声は四重奏にはならなかったが、4人で黙々と食べ始めた。
「刹那箸の使い方上手くなったなぁ。あ、ポン酢もうちょっといるか?」
「ティエリア辛いの大丈夫なら七味入れる?」
 など、なかなか和気藹々と食事会は進んでいく。時折ロックオンの足を苛立ちで蹴るティエリアの姿も見れたが。
30分もたった頃。ティエリアが端を止めてぼうっと手元を見ているのに気付いたロックオンはティエリアの肩を叩いて呼びかけた。
「ティエリア? どうした?」
「……な」
「ん?」
「刹那!」
 びくりと刹那が肩を震わせて反応する。ちゅるん、と白滝を飲み込んだ後、ティエリアと目が合った。
「……なんだ?」
 返事が返ってこない。そこでロックオンは自分用に買っていた酒が飲んでいないのに減っている事に気付いた。
「ティエリア、お前もしかして俺のビール……」
「うるさい、黙れ」
 ドスの聞いた声で黙らされる。
「刹那、ちょっとこっち来い」
 まるで番長が裏庭に呼び出すときの口調で自分の方を指差す。
「なん……」
「こっち来いって言ったのが聞こえなかったか?」
 口元を歪めて刹那を再度呼びつける。とりあえず言う事を聞かなければ大変な事になると悟った刹那は、そろりとロックオンの上から降りると、ティエリアの前に座った。
「ティエリア、どうした?」
 不審そうに見上げる刹那を頭から足元までじっとりと見ると、ティエリアはいきなり刹那の頭を引き寄せた。
「…ん! んぅ!!」
 噛み付くようにキスをされ、驚いた刹那は逃れようと頭を動かすが、後ろでがっちりとホールドされ、動けない。
「ふ……、あ。ん、ぅ」
 徐々にのぼせていく刹那の下半身に手を置き、玉も握りこむように揉み解していく。
「ん! …ぁ、ティエっ! ぁ、ん」
 突然の事に何が起こったか理解できず、ただ唖然と見ていただけの二人が動いた。
「ティエリア! 何してんの!」
「ティエリア! てめ、俺の刹那に何をっ。羨ましいだろうが!」
「え、ロックオン!?」
 止めようとティエリアの後ろに回りこんだアレルヤとは逆に、ロックオンは刹那をティエリアから奪った。
「……っ、はっ。……ロック」
 そのままロックオンはのぼせた刹那の顎を掴むと、上に向かせ、自分も唇を寄せた。
「……ん! ん、んっ!!」
 侵入してくる舌に刹那が翻弄されている間に、ひとつずつ白いシャツのボタンを外していく。
 小さな突起を指の腹で突くと、刹那の口端から甘い声が零れた。
「ちょ、ロックオン!」
 ぱたぱたと小さく足を動かしている刹那のズボンのボトルに、アレルヤの腕から逃れたティエリアが手を掛ける。そのまま一気に下肢の服をすべて擦り下した。
「ろっく……お……」
 キスの合間に漏れる声が、急に詰まった。ティエリアが刹那の性器を口に含むと、刹那の腰がぴくんと動いた。
 次々に刹那を陵辱していく二人に、アレルヤは自分の中央が熱くのを感じる。
「ふ、二人とも……っ」
 やめようよ、と言う言葉は反射的に締まってしまう。しばらく葛藤するように唇を動かしていたアレルヤは意を決したように叫んだ。
「二人ともっ、ずるいよ!」
 心の中で謝罪をし、アレルヤも夜の営みへと参戦した。

 

 

 

 


ピー、ピー……。
 二日酔いの頭を抑えつつ、スメラギ女史はぼさぼさの髪を掻き揚げた。
 昨日は大人組みで飲み会を開き、根限り酒を飲んだ。
 ピー、ピー……。
「はいは~い。ったく、正月の朝から誰よ」
 最後の言葉を小声でぼやき、通信端末を手にとる。
「音声のみ? ロックオンにしては珍しいわね」
 しかしぼさぼさの寝起きの今は都合がいい。こほんと咳払いすると、通話ボタンを押す。
「あけましておめでとう。皆はどうしてる?」
「……ミススメラギ」
「あら、夜通しで飲んでたの?」
 明らかに沈んでいる声だ。きょとんとした表情で続きを待っていると、大きく息を吐く音が聴こえた。
「あの、みんなで仲良く年を越しましたので、一旦ミッションクリアにしてくれませんか? でないと……」
 1拍置き、ロックオンが重々しくどこを見ているのか判らないような声で呟くように言った。
「刹那が、使い物にならなくなりますよ?」
 あまりの重々しさに、思わずスメラギは目を瞠った。
「何かあったの?」
「いえ……、その……」
 言い澱むロックオンにスメラギは目元に険を滲ませる。
「まさか、あなたたち……。夜通しで……」
 否定の声を望んで言った言葉だったのに、返ってきたのは沈黙だった。
「みんなで仲良く年は越したのね」
「はい、越しました。みんなで仲良く」
 含みにある言い方をしながら耳を澄ますと、小さく唸るような刹那の声が聞こえた。
「子供じゃあるまいし、ちゃんと自制しなさいよ」
 軽蔑も含めた物言いに、面目ない、と沈んだ声が返ってくる。きっと通信機の無効では情けなく項垂れているだろう。
 ふう、と嘆息してスメラギは前髪をかきあげ投げやりに答えた。
「ただいまより、ミッションを終了します。……後で各自報告書を出すように」
「報告書だすんですか!」
 要は自分の痴態をすべて暴露しろ問う事だ。
「しっかりイイ思いしたんでしょ? 刹那への反省もこめて、ちゃんと精密に書いて出すように」
「ちょ……、ミススメラ……プッ」
ロックオンの抵抗の言葉を最後まで聞かずに、通信を切る。
「まったく、姫初めならまだしも、ヤリ明かして年を越すなんて。どんな一年になるんだか」
 そう言ってまたベッドに横になる。
 くたくたに酔い潰れるまで飲み明かしての年越しも大差ないんじゃないかと後々報告書を読みながらそんな愚痴を聞いたクルーは全員そう思った。

 


 
 

***********

これからの一年を暗示してますね^^;
なんだかんだ言いつつティエも刹那のこと好きなんだよww
今回は刹那総受けな感じになりました。
どんなプレイをしたんだろうね~(ニヨニヨ

***********

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* ILLUSTRATION BY nyao *