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最近”腐”の道に進みつつある女子
マイペースに更新していきます。
今年は年越しでカラオケしてきました。
ヒノキさんとEさんと。Iさんと閣下は無理だった><
まあ閣下は文芸部じゃないしね。自称パンピー。
で、ヒノキさんチでモンハンやって昼頃帰って寝てた。
温泉に起きれなかった!orz
なので寝起きにひとりで風呂入れて入りました。
久しぶりに風呂の中で本読んだ。
詳しくはmixiに書いてあるのですが、mixi登録していない人ごめんなさい。
今のところmixiの日記を貼り付けたりはしていないです。
一応「神無月 夕弥」で登録しています。
そしてまだ年賀小説書ききれていません。
あー、3日かかるかな……
でもとりあえずできたトコまでうpしておきます。
これで後戻りはできないぞっ、と。
やっぱり1期のロク刹です。
でも今年はマイスター全員出します。
18禁防止のために。
4Pになったら意味ないけど(笑)
とにかくお題はついにやっちゃった的な「姫初め」。
の、ハズだったんだけど;;
なぜかのほほんしています。
これからきっとエロくなるはず! 多分!
そんな要素一切なかったらごめんなさい><
基本こういう時期ものは一発書きなのでキャラがどんどん暴走します。
でもっ! 姫初めっ! 書きたいっ!
最近オフ書いてないからエロが少ないんですよ!
あー、流血とか玩具とか言葉攻めとかいろいろ書きたい!
でもぶっちゃけ私エロってエロくないんですよねー(・ω・`)ショボン
まあつづきからどぞ
年末、刹那・F・セイエイがミッションから東京の隠れ家に戻ってくると、玄関に大量に荷物が届いていた。
どうやら通販の家具らしいが特に何かを買った覚えもない。……となれば、考えれる事はひとつだろう。
刹那は靴を脱ぐとターバンを肩から引っぺがし、買ってきた食材をスキンに置きながら片手でポケットから通信の端末を取り出した。
着信履歴からごく最近の人物を選択し、通話ボタンを押す。数回の着信音の後に、モニターに件の男が顔を出した。
「よ、刹那。荷物届いてたか?」
まったく悪びれるでもなく、さも当然のように尋ねてくる年長者に、苛立ちを覚えつつ問いかけた。
「なんだコレは。そしてなんで俺のうちにあるんだ」
質問の嵐と嫌味の雨を降らせようとすると、それを察したような顔で刹那の言葉を止める。
「まあまあ。いーもんなんだって、コレ」
「だったらロックオンの隠れ家に送れ」
「いや、やっぱ日本は経済特区だしいろいろ利便性がいいと思ってな。俺も今帰ったトコなんだよ。これからシャワー浴びてガンダムで行くから……そうだな、3時間ほど待っててくれ」
なにを待つのか。第一ここに来る気なのか。ふざけるなよ。と言ってやりたかったのだが、意外に頑固なあの男は何があってもここに来るだろう。そしてこのダンボールの中身もきっと刹那のマンションに置かれる事になるはずだ。
(どうせ入り浸る為に買ったんだろ)
別に嫌なのではないが、ロックオンといるとどうも調子が狂う。能天気なのか性格なのか、あの笑顔で要求されると無下に扱う事ができない。
額に手を当て、盛大にため息をつく。その息が真っ白な事に気付いてとりあえず空調を整えようとダンボールを横目に部屋へ入ろうとした。と、そこで直後ろでブザーが鳴る。
おせっかいな兄貴分が部屋に来るのはあと3時間後になると言っていた。と、なるといつもお裾分けをくれる親切なお隣さんだろうかとドアを開けると、先ほどミッションで揃っていた顔ぶれがそこに並んでいた。
一瞬、言葉に詰まる。
とりあえず頭を振って、状況の整理をしようと一回ドアを閉めた。
するといきなり犬が吠え出したかのような怒声がドア越しに伝わってきた。
「刹那・F・セイエイ! 客人が来たのにドアを閉めるとはどういう事だ! しかも今思い切り迷惑そうな顔をしただろう!」
事実、迷惑である。
しかしそれを言ったらまたこじれるので、そろりとドアを開けて二人を見やった。
ひとりは深緑色の髪で顔の右半分を覆った優しげな風貌をした青年、アレルヤ・ハプティズム。もう一人は、実はあまり来て欲しくなかった、というかなにかしらで対立している中世的な美人の要望をしている、ティエリア・アーデ。
先ほどのロックオン含め、この四人は今世界を敵に廻し、先ほども多くの軍人を屠ってきた稀代のテロリスト達である。通称、ガンダムマイスター。もちろんこの四人、そしてそれ以外にも多くの人間が所属しているソレスタル・ビーイングにもただ世界を混乱させているだけでないという言い分はある。理解されるか、されないか、はさておき、とりあえずこの四人はこっそりひっそり隠れ家で生活しなければならない。
閑話休題。
「……なにか用か?」
この後ロックオンも来ると言っていたし。
「ミッションだ」
その言葉で一気に刹那の顔が引き締まる。
「今度はどこだ? ミッションプランは」
「目的地はここ。ミッションプランは……、ミッションプランは……っ」
ティエリアが屈辱に耐えるように肩を震わせる。刹那にも嫌な予感が伝染してきた。
「お金は出したげるからマイスターで仲良くお正月を過ごしなさい。ってスメラギさんは言ってたね」
「……は? お正月?」
その言葉を期待していたのか、ティエリアがすぐさま端末を広げ、知識を披露する。
「正月と言うのは一月一日から三日までの事だ。ちなみにこれを日本では三が日と言うらしい。どうやら一年明けた事を祝う行事らしいが……」
「いや、それは知っている。俺が訊いているのはそう言う事じゃない」
「なっ! 何故無知を体言化したような刹那・F・セイエイがそんな日本文化などと言う知識を持ているんだっ! 俺でさえ知らなかったのに!」
とりあえず暴言はスルーして刹那は床に積み上げている新聞の山を指差した。
「新聞には何故かいろいろ特典がついくるんだ。それに年末バーゲンセールだの年越しの準備はとか営業時間が変わるから注意しろとか大量に書いてある。あとクリスマスの時もそうだったが町を歩けばかなり通常とは違う空気だ」
「あー、ティエリアめったに地上に降りないからねえ。それは判らないや」
「お…俺の知識が刹那・F・セイエイより下だとっ! こんな事っ。み、認めたくない! 認めたくない!」
「ティエリア! そこはネタが違うよ! しかも00からの視聴者には判らないから!」
「……とりあえずここで騒ぐな。近所迷惑だ。一旦入れ」
このまま帰りはしないと悟った刹那は、人目に付かないよう部屋の中へと促す。
一応ロックオンは合鍵を持っているので(いつのまにか作られていた)鍵を閉める。アレルヤが物珍しそうに床の段ボール箱を開ける。
「これがコタツかぁ。日本の冬と言えばこれだよねえ」
「こたつ?」
がさがさと中を物色しながら次々にダンボールを開いていく。
「うわ、カーペットやクッションもついてる。こっちは土鍋か。今日の年越しそばかな」
「夕食までいる気か。それよりこたつとはなんだ」
「ミッションは三日を過ぎるまでらしい。それよりもコタツも知らないとは。それでよく日本文化を知っているなどと豪語できたな」
「……別に豪語した覚えはない。それより、泊まる気か」
その内にアレルヤがコタツの部品をリビングへと運ぶ。それに習って刹那もカセットコンロと土鍋を手に取った。
「刹那・F・セイエイ。落とすなよ。割れるぞ」
「ならお前が持て」
「仕事を途中で投げる気か。俺はこの布団を運ぶ」
そう言って床にあるコタツ布団を取り上げる。
「おぉ……。ふわふわ……」
馴染みのない感触にティエリアは目を瞠った。もふもふと頬を布団につけると、柔らかい感触が肌越しに伝わってくる。
思わず頬が緩み、もふもふと布団の柔らかさを貪るように顔を埋める。そしてその様子をアレルヤと刹那にじっと見られていると気付き。固まった。
「ティエリア・アーデ」
「別にっ、俺はこの感触が気に入ったわけではない!」
「そうか、良かったな」
「馬鹿にするな! 気に入っていないと言っているだろう!」
「気に入っているのかと訊いた覚えもないが。それより、ティエリア・アーデ」
「な、なんだ!」
そこでじっと見られているのが自分ではなく布団に向いていると気付く。
「後で、俺にも触らせろ」
一瞬言葉が詰まったティエリアに、刹那は若干眉をハの字にした。
「だめか?」
「……後で好きなだけ戯れるがいい」
アレルヤが笑いを堪えながら肩をブルブルと震わせていた。
ロックオンが刹那のマンションに到着した時は、既に陽も落ちていた。
その間に刹那の部屋はすっかり改造され冬時様になっていた。と、言ってもあったのはベッドとテレビ、服などの日用品を詰めた鞄だけだったので彩りは大変豊かになった。
そして電気を入れたコタツで刹那とティエリアは猫のように丸くなり、アレルヤがあくせくと奉仕をしている図が出来上がっていた。
刹那の場合。
「アレルヤ」
「なに? 刹那」
「少し寒くないか?」
「ああ、空調の温度、少しあげようね。あとちゃんと半纏は前を留めないと」
ティエリアの場合。
「アレルヤ」
「なに? ティエリア」
「トイレに代わりに行ってきてくれ」
「……それ無理」
と、いった風である。
「あー、あー、すっかりだらけちゃって。だからストーブの方がいいんじゃないかって俺は言ったんだ」
苦笑する風にロックオンが苦言を吐くと、猫化したふたりから一斉にブーイングが飛んだ。
「何言ってるんだロックオン! コタツは冬の代名詞みたいなものだろう!」
「ロックオン・ストラトス。コタツの魅力がわからないとは、貴様は万死に値する!」
思わず仰け反る風に言葉を受ける。
「まったく、こういう時だけ団結しやがって」
呆れたようにため息を吐くロックオンの手元に目を止め、刹那が目だけを向ける。
「ロックオン、その食材はなんだ?」
「ああ、なんっつーか。やっぱり大勢いる時は鍋かなって材料を買ってきた」
「「「鍋!!?」」」
三種三様の声で見事にハモる。
「な、なんだ?」
「そばじゃないの!? 年越しそばを食べるって言ってたじゃない」
と、落胆した様子のアレルヤ・ハプティズム。
「な、鍋を食べるだとっ!? 俺達は怪物か何かか!」
と、怒り心頭のティエリア・アーデ。
「鍋と言うと、闇鍋とか言うやつか?」
と、興味津々の刹那・F・セイエイ。
一瞬空気の温度差を感じたロックオンは、まあ待てと顔の高さまで両手を挙げた。
「とりあえず、俺は誰のコメントから返せばいい?」
一斉に三本腕が上がる。
「お前ら少しは遠慮しろ!」
協調性まるでねえな!
「とりあえず、アレルヤ。最後のシメでそばも買ってあるから安心しろ。そしてティエリア。見たとおり材料は鍋じゃない。最後に刹那。一番どうツッコもうか悩んだが、どこでそんな言葉を覚えた?」
「沙慈がこの間の忘年会で級友としたと言っていた。さすがに食べられない物は入れていないけど、て言っていたが」
「刹那・F・セイエイ。闇と言うだけあって、やはり黒い鍋なのか? 漆塗りか?」
「だから鍋自体を食うんじゃねえって。とにかく、その言葉は忘れなさい。今日は普通の水炊きです」
「そばは……」
「入れるから! 最後に入れるからそんだけ分腹残しとけ!」
アレルヤそば好きだったっけ? それとも年越しそばに異常な情熱でも?
疲れた顔でキッチンへと姿を消すロックオンを慌てたようにアレルヤが追っていった。
パシリがいなくなったリビングでは、腑抜けた顔でコタツの温もりを貪っている二人が残された。
刹那は五月蝿くなくなったとばかりにクッションを引き寄せ、ごろりと横になる。
ティエリアは何か考えるように眉を寄せると、刹那に呼びかけた。
目線だけで刹那が続を促す。
「俺の変わりに用をたしてきてくれ」
「……可能なら行ってやる」
その言葉を聞いたティエリアは、むくれるように顔を不機嫌にし、コタツを立った。
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つづくよ、長いよ!
とりあえず3が日中にはケリつけたい。
サーチには全部載せてから登録します。
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